僕が最高の肌を手に入れるまでの記録

混合肌理系評価エンジニアの美肌ブログ

マルセイユ石鹸 中間のつもりがやはり最終レビュー

 こんにちは。

 

今回は以前初期レビューを行ったマルセイユ石鹸の中間レビューのつもりが最終レビューです。

ついでに初期レビューはこちらです↓

bokuhada.hateblo.jp

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まずは結論

  • 以前の赤箱同様肌改善の効果は見られず乾燥肌は維持。
  • 相変わらず超乾燥肌への崖っぷち状態です。
  • 肌質も特に変化なく悪いです。
  • 肌に悪い意味で赤みが出てきました。炎症反応でしょうか。これ以上の使用は危険なのでやはり6日目で中止します。
  • 奥さんもボディーソープ代わりに使ってみて使用数時間は好感触でしたが、1日経過で腕に粉吹き現象が発生しました。「今までビオレUではこんな現象無かったのに…」と残念そうに言っていました。  奥さんは結構強めの肌で粉吹きなんて見たこと無いのに皮脂を奪い粉を吹かせるとは何と恐ろしい洗浄力なんでしょうか。はたまた成分が合わなかったのか?
  • 独特の香りは慣れました。ただやっぱり癒されません。
  • 総合的に考えると万人にはあまりお勧めできるものでは無いと思います(個人の感想です)
  • あえて良かった点は石鹸特有のさっぱり感と泡切れは良いですね。
  • この結論でも興味を惹かれた方がいましたら使ってみて下さい。
  • なんか酷いネガキャンみたいになっていますが、感覚ではなくデータがそれを物語っているので疑う方は下のデータをご覧下さい。

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奥さん美白評価に参戦しますが思考中

こんちには。

絶賛評価途中のパペポですが、肌の劇的な効果が無く焦っていますが楽しくなってきました。根っからの評価マンです。

仕事でも製品評価し、私生活でも製品評価。評価する為に生まれてきたのか?と思いますがそれが楽しんで良いんです。

評価すると新しい知識が得られえるって楽しぃ~そんな毎日です。

まさに大人の自由研究ですね。

 

奥さん参戦します

色々行動を起こす時は奥さんに相談し進めるのですが、私の奥さんもスキンケアに興味があり、コスメジプシー(遊牧民)です。

なので私が美肌評価をすると話すと「面白そうジャン!」「私もやりたい!」という流れになりました。

でも奥さんは普通の肌質で乾燥に悩む事は無く、私とは正反対の肌質になります。羨ましい!畜生!それで「何やるの?」と聞くと「美白とシミ消し」との回答。

おいおい美白って!前回記事にしたとおり、化学者のかずのすけさんはリスクがでかい事言ってたのに…「白斑リスクがあるよ!」と事細かに説明しても「私肌荒れた事無いから大丈夫!」と根拠も無い回答。おいおい大丈夫か!

でも、2013年にカネボウが出した白斑問題が消費者のマインドに刷り込まれたにも関わらず、未だに美白化粧品が売れ続けている現実を考慮すると多分女性は多少リスクがあった場合でも辞さないという事が回答なんでしょう。

女性の美に対する欲望って怖いですね。私なら尻込みし絶対避けますけどね。

でも低リスクで効果があるか?については興味が有ります。

ということで出来るだけリスクは低く設定した評価を進めたいと思います。

 

ではどう評価する?

評価するにあたり何の数値(特性値)を計測するかが最も重要です。

特性値がバラついたり、信頼がおけない数値だと何を評価しているか分からなくなりますからね。

そこで今回考えたのが、ホワイトバランスを固定(撮影降ソフトで正確に補正)出来るマイクロスコープで撮影し、シミや肌の色をソフトで色情報を抽出し評価する方法ですが、その色情報をどう処理するかなんですよね。

そこで考えたのが以前地味に購入していた”肌色カラースケール―Skin Color 75”を使います。

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これ超ちっちゃく20ページ無いのに3,000円という事実。高すぎます(笑)

でも日の目を浴びる日が来るとは買っておいて良かった。

ただこの本をスキャナに掛け、色情報と肌色の具合について整合性をとり、評価出来ればなと思います。(ただこれについては試行錯誤の必要はありますが)

ただマイクロスコープは買う必要があるので出費ですね。地味に痛いけど激安機を買おう。

 

評価期間は?

シミについては真皮層までの反応になるので時間が掛かるものと思うので4週間(28日)で1製品評価したいと思います。

製品数は途中の結果次第と奥さんのモチベーション次第ですが4製品(4ヶ月)はやりたいなと思います。

ただ熱しやすく冷めやすい奥さんの性格で4ヶ月持つだろうか?怪しいです。

 

意気込み

化粧品は医薬品では無く効果の程は知れていますが、もし定量的に効果が分かれば面白いですよね。

奥さんも喜びますし。家族にもこのブログが貢献できます。

私の財布の中身は寂しくなりますががんばります。

 

以降お楽しみに

ではでは。

間違いだらけの化粧品選び自分史上最高の美肌づくりを読む

以前にかずのすけさんの著書"化学者が美肌コスメを選んだら…"を読みレビューしましたが、その後なんか気持ちが消化不良になり、その本以前に出した本に著者の言いたい事が書いているのではないか?と思い著者処女作である"間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり"を購入しましたのでレビューします。

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この本を簡単に表現すると

かずのすけさんの誠意の凝縮本だと思います。

実はこのブログを進めるにあたり、肌と用品については深く惑わされぬ様均等に知る為、スキンケア本を10冊購入しこの本や前作を入れると4冊読みましたが、ここまで深く説得力がある本は無いです。(他著は有名な皮膚科医や専門家等ありますが、ありふれた知識で説得力は無く著者の熱量が無い本でした)

ネット情報は本より情報が薄い為ネット情報も含め凄い情報かと思います。

この本を信用し話を進めますと以下が印象的です。

  • 基礎化粧品業界の腐敗。
  • 基礎化粧品のプロはいないという現実
  • 一般使用者のイメージと成分効果の乖離
  • 美白化粧品のリスク大の真実
  • 序者自身のスキンケア理論

内容はとても濃いです。私は理系脳ですが、化学の知識が無かった為理解しながら読むのはチョット困難でした。

これでは女性は読み難いかと思います。多分うちの奥さんは文系脳なので全体の1/3程度で寝るでしょう。これ確実です。でもそれでも読んでほしいですね。

 

この本で一点気になった事があります。

化粧品はOEM製造が多いという内容があり業界の実情を記載していましたがこれは製造業では普通の事です。ラインナップの充実。新規製造ラインの投資の必要無い事によるこれは単に暴露だけなんではないでしょうか?これについては著者が知っている情報を開示する事で読者を引き付けるだけの文章なのかな?と思いました。

 

ただ、かずのすけさんの「正しい情報を伝えたい!」という熱意が伝わる良書です。

化粧品メーカー、美容部員(販売員)、美容師には不都合な情報ばかりですが、この情報が一般的な基礎知識となり、正しい目で用品を選べればメーカーも対処が必要となり誠実な製品作りになる事が望まれる事が望ましい未来かと思います。

 

決してこんな超弱小ブログがステマの必要はありませんが

10年後の自分に投資すると考えれば本代1300円くらいは十分意味ある投資かと思います。

 

以降の評価についてはちょっとかずのすけさん推奨のものが入ってきますがそこについてはご容赦願います。

 

ではでは。

マルセイユ石鹸(サボン ド マルセイユ) 初期レビュー

こんにちは。

前回は"赤箱"を評価しましたがあまり好意が持てなかったので石鹸自体に効果の疑惑をもったパペポです。

でも乗りかかった船、気を取り戻し次の石鹸を使っていきたいと思います。

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◇商品説明

今回評価するのはサボン ド マルセイユ オリーブ 100gです。

言わずとも知れたマルセイユ石鹸です。

知らない貴方にはネットで仕入れた浅ーい浅ーい私の知識を軽ーく披露します。

マルセイユ石鹸は1000年以上の歴史をもったありがたーい、ありがたーい石鹸です以上。っておいっ!

 

一般的な石鹸は中和法と呼ばれる脂肪酸から石鹸を製造する方法をとり、大量生産に向いた製造方法となりますが、このマルセイユ石鹸は昔から製造方法に変わりの無く、多分ですが手間隙の掛かる鹸化法の窯炊き式作り熟成期間を置いたのち出荷となるので手間と時間とお金が掛かった石鹸です。

ただ皆様手間隙かかったから良い物って思う感覚は基礎化粧品では騙される事になるのでお気を付け下さい。でもこの製品はECサイトで評価が良かったので試したいと思いました。

でも1000年というのは単純に凄いですね。日本の1000年前は平安時代なのでその時代から殆ど形を変えず現存し好評を得ているって事ですからね。

源氏物語を若者が読み「これ、おもしれぇっ!」って感じでしょうか。有り得ませんね。

またこの石鹸はマルセイユ石鹸の最大手のマリウス・ファーブル社の物でその道では有名なものらしいです。

実は次回も日本製のマルセイユ石鹸を試験予定なので比べるためにもこれを使ってみたいと思いました。

最近ハヤリ?のアレッポ石鹸と比較される事も多いと思いますが、アレッポは"オリーブオイル&ローレルオイル"に対し、こっちは"オリーブオイルのみ"なのでどっちを選ぶか迷ったんですが、掃いて捨てるほどあるネットの比較レビューで泡立ちと香りの良さでこっちを選びました。

 

◇袋の裏側確認

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成分は石鹸素地としか記載はなく質素です。この質素具合嫌いではないです。

おフランス製ってなんかテンション上がりますね。フランス製ってなかなか身の回りに無いんですよね。おフランスっていうワードだけでウキウキの古い人間です。

 

◇製品外観

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見た目は素気ない直方体で抹茶プリン。小奇麗皿の上に置き奥さんに出せばスプーンを石鹸に当てるまで気づかないでしょう。

香料は入っていない性か匂いは土の匂いです。ただ強くないので前回の"赤箱"よりは全然アリです。俺は赤箱をどんだけディスってんだ。赤箱ユーザーの方々スミマセン。

 

◇使い心地

赤箱より明らかに泡立ちは良いです。泡に硬さはないんですがキメ細やかな泡が立ちます。

洗っている最中は匂いは気になりませんね。ただ当然土臭なので癒される感じは無いです。 

洗い上がりは特段良い感じは無いです。ただ風呂を出て早めに化粧水を付けようと意識してますが、そのチョットの時間でいつもより乾いた感があったので脱脂性能は高いかもしれません。

ただ同じ様に粗ったボディーは特に付けなくても乾燥感は無いので???ですね。

今回奥さんの使ってみましたが使用後トイレから急いで出てきて第一声が「お尻がすべすべ!イイねこれ!」なんじゃその評価は?

私より感覚は鋭い方なので、それが世の女性方の好評な意見理由かもしれません。

ただ普通効果を感じるのはお尻以外だと思いますが!

 

◇意気込み

前回の評価で披露しましたが乾燥肌真っ盛りで、もう超乾燥肌に待った無しの崖っぷちの状態です。

妄想的に言うと私は火サスの岸壁で乾燥肌刑事に追い詰められた状態。

逮捕され超乾燥肌になるか?刑事を得意のカンフーでバッタバッタと拳法でなぎ倒しこの場を抜け出すか?

私は後者になりたい!そしてパトカーで走りまって何とか海外逃亡してやる!

妄想トークは終了しますが、その位この石鹸に期待しています。意気込みは伝わっているでしょうか?

 

次回は中間レビュー(結果がダメなら最終ですが…)をご期待ください。

ではでは。

カウブランド 赤箱 中間のつもりが最終レビュー

こんにちは。

今回はカウブランド 赤箱 の最終レビュー(笑)です。

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まずは結論から

  • 6日間使用したが全く肌質の向上は見られない。(下グラフ参照の事)
  • 本当に感覚って当てになりませんね。数値で捉えると一目瞭然です。
  • シャンプー代わりとして使ったが4日目で頭皮が痒くなり荒れた。これはシャンプーとしては使えません。
  • 好みが分かれる強いローズ臭。素直に私は嫌いです。
  • 規定は11日間の試験でしたが、肌が良くなる見込みが無い事と使用する事自体が苦痛なので、中間として考えていた6日目でこの製品の試験は終了します。
  • この製品が合う人はいると思いますが私には合いませんでした。

 

顔の水分量を試験前後で比較

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各特性をレーダーチャートで前後比較

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以下は評価の詳細です。

ちょっと細かい内容が見たい方は見てみて下さい。

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カウブランド 赤箱 初期レビュー

こんにちは。

まずは石鹸第一弾カウブランド赤箱の初期レビューです。

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この製品発売から89年経過の超ロングセラー商品です。

もはや説明は不要と思いましたが私が知らなかったので一応説明します。

牛乳石鹸は大阪にある牛乳石鹸共進社の製品でこれは俗に"赤箱"と言い保湿性能が高い製品となっており、その他に"青箱"がありそちらはどちらかというとさっぱり感を重視した製品となっているみたいです。

私は混合肌でも感想寄りなので迷わず"赤箱"です。

あとこの製品は大阪の同社安田工場で製造しているものであり、根拠はありませんが日本製造の安心感もありますね。

 

◇箱裏の成分表

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石鹸素地とありますが油種は何なんですかね?HPでは色々情報が載ってますがここの部分だけ情報を見つける事は出来ませんでした。

この大きさ(125g)で100円強なので高級な油は使えない筈なので多分安価なパーム油あたりなんでしょう。決してパーム油が悪いって訳では無いですよ。

乳脂は油脂ですねHPではバター的な事が書いてました。

スクワラン、ステアリン酸は保湿成分。

酸化チタンは油をなじませる成分でEDTA-4Naは変色防止の成分です。

表示は7種類でシンプルですね。好感が持てます。

 

◇製品外観

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COWって超絶シンプル!!! 真っ白でカメラのピントを合わすのも苦労します。

香りはロースの香りと言いますか昔からの石鹸臭です。

妻曰く懐かしい香り(軽く皮肉)だそうです。使う?と聞いたら「良いわ↓」と即答だったので相当嫌なんでしょう。

私は決して嫌ではないので好みが分かれる強い香りです。

 

◇使い心地

全身これで洗いましたがまず泡立てはあまり泡がたち易い感じはないですね。

石鹸自体の経験が少ない為あまり他の製品と比べ様が無いんですが泡立て用のネットを使ってもなんか緩い感じです。

洗っている最中は匂いますね(笑)こんなに匂う必要があるのかって位匂いますね。

今思いましたが成分に香料って無かったのにこの香りって?

絶対香料入っているよ!(と軽いつっこみ)

2歳の息子も肌が乾燥ぎみでよく洗うんで私と共に今回の実験台となりますが、この強烈な匂いの反応はありませんでした。

ただ息子の風呂上りバスタオルで待ち構えた妻が息子をタオルで包み込んだ際「ん?」と言ったので洗い上がりの匂うも結構です。

また頭も洗ってみましたが石鹸特有の髪がギシギシになります。

お酢リンスがあるみたいですが私も息子も短髪なので問題ないでーすと言う事でスルー

 

◇肌の感じ

特に直後は良く分からなかったんですが、布団に入る際すねと敷きパットが触れたところで違いが分かりました。なんか肌に一層の油膜がある感じです。

不思議な感じですね。スクワラン?乳脂?そもそも石鹸の効果なのか?

まあまあの価格のボディーソープも使った事はありますがこんな感覚は初めてです。

期待出来る感じですね。

 

次回中間レビューします。

 ではでは。