化学者が美肌コスメを選んだら…を読む
こんにちは
今回はスキンケアについて簡単に勉強する為本を購入しました。
本屋に行き直接中身を読んで選んだのがかずのすけさんの著書"化学者が美肌コスメを選んだら…"です。
科学者という所が他書との差別化なんでしょう。
ただハードルを上げ過ぎでは?と心配しちゃいます。
売れる為出版社と色々協議した結果なんでしょうけど…
◇本の内容をざっと整理
内容についてですが簡単にいうと5点かと思います。
- 消費者がもっと賢くなってメーカの謳い文句にだまされるな。
-
オフスキンケア(と著者が命名?)つまり最低限の洗顔で本来の肌の能力を引き出す。
- 肌に刺激のあるものは極力避ける。
- 有効性が高く刺激が低いものを積極的に選ぶ。
- 基本は弱酸性。
◇対象品毎の要点
◇良い成分と避けたい成分
◇著者おすすめの商品
※Amazon価格
@cosmeの評価結果を見ると全体的に決して高くない事が分かります。
多分著者は刺激の少ない事を優先的に商品を選んだ為
あまりアグレッシブな商品ではなく消費者うけは良くと考えます。
◇弱酸性について疑問
この本の中でちょっと引っ掛かったのは著者は"弱酸性"を激押ししているにも拘らず
何故かアルカリ性である石鹸について記載している事です。
アルカリ性が駄目なら駄目と主張しオススメを書かなくても良いと思うのですがそこが引っ掛かり頭は???となりました。
色々考えると液体石鹸は価格が高いため導入出来ない人向けに石鹸を書いたのかなと思いますが、それでも腑に落ちません。
そこで石鹸について色々調べました。
石鹸販売の説明HPから石鹸マニアHPまで色々みましたが、石鹸好きからしたら液体石鹸は否でありその理由も書いています。ただ論理が曖昧で納得出来ません。
そもそもこの本の著者も弱酸性の押す論理が肌が弱酸性だからという事も説明としてはチョット曖昧です。
ちょっと私の疑問を整理すると
- 石鹸文化は太古からあるが、石鹸が悪いものなら使っていない筈。
- 弱酸性の液体石鹸が肌に劇的な有効効果があれば現在石鹸(弱アルカリ性)は淘汰されている筈でも淘汰されていない。
- 石鹸のレビューが荒れていない(笑)
となるので決して石鹸(弱アルカリ性)を否定出来ないのでは?と思います。
多分こういう洗浄剤は使う界面活性剤次第なんでしょうね。
◇化学者ぽい事は書いていません
決してディスってませんよ。それっぽい事を書いてしまうとメインである女性ユーザーうけは良くない事は分かりますがチョット題名負している感はあります。
ただ、著者のスキンケアにかける情熱、読者への思いやり、著者のやさしさが文面から伝わる本だと思います。要点が整理されており読みやすいです。
◇最後に
重要なのは著者の意見を自分なりに理解し、自分の肌質を考慮したスキンケア用品を選ぶ事だと思います。私は人を疑い徐々に信頼していくタイプなのでまだ信用出来ていませんが是非機会があれば参考にしたいと思います。
できればこの本の内容についてまた書ければなと思います。
ではでは。